殿堂入りのお皿たち

世の中にあまた煌めく珠玉のお皿たちの記録

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

殿堂入りのお皿たち その35 【セクレトのクリエイティブなお皿】

エルブジに端を発する分子調理法。 そのネーミングにはいささか問題を感じるが、その先進性は疑いようがない。 日本でも、タパスモラキュラーバーなど、その流れをくむお店がいくつか登場している。 こちらのセクレトさんは、その系統のお店の中でも屈指のお…

殿堂入りのお皿たち その34 【オトメの青海苔と松の実のチャーハン】

ミシュランに載らずとも、至極のお皿はもちろんたくさん存在する。 黄金の組み合わせを成し遂げたお皿はたまらない魅力を発する。 特に、それが独創性にすぐれ、かつ、食べ手の嗜好の琴線に触れれば、それはもう殿堂入りのお皿となる。 まさに、美味しい料理…

殿堂入りのお皿たち その33 【ラチュレのテリーヌ】

テリーヌは大変美味であるが、とても手間のかかる料理である。 テリーヌといえば、レザンファンギャテさんが有名であるが、世の中には多くの傑作のテリーヌが存在する。 ラチュレさんはジビエ料理でも知られたお店であるが、こちらのテリーヌ類は特筆すべき…

殿堂入りのお皿たち その32 【龍吟の鮎】

近年では美味しい焼き魚のお店が増え、鮎を丸のまま食べられる機会が増えてきた。 その代表格が龍吟さんの鮎。 龍吟さんの料理手法は常識にとらわれない。 常識と思われていたことも一から理由を考え、さらには考え直して、新たな手法を生み出してゆく。 過…

殿堂入りのお皿たち その31 【キャトルセゾンのモンブラン】

最近のモンブランブームは凄まじいものがある。 あるお店では、朝の8時に並んでも、食べられるのは午後になる。 そのようなモンブランブームに繋がるモンブランを作り続けてきたお店がある。 京王線は千歳烏山駅から少し離れたところにあるキャトルセゾンさ…

殿堂入りのお皿たち その30 【傳のサラダ】

新日本料理のお店、傳さん。 アジアベストレストラン2位にも選ばれる超予約困難店である。 しかし、その斬新すぎる料理のせいであろうか賛否両論もあるお店である。 こちらのお店には数々の素晴らしいお皿がある。 そのうちでももっとも地味なのがこちらの…

殿堂入りのお皿たち その29 【yuzukiのアジフライ】

アジフライを前面に押し出した名店はいくつかあるが、 こちらのお店は多くの種類のメニューを揃える定食屋さんである。 しかし、こちらのアジフライは並大抵のアジフライでは太刀打ちできぬアジフライである。 もちろん季節によっても変わるであろうが、かな…

殿堂入りのお皿たち その28 【角家の東西うなぎ食べ比べ】

うなぎの調理法は、大きく分けて関東風、関西風の二通りがある。 現在は圧倒的に関東風が主流であり、関西ですら関東風のお店が多い。 大きな違いは、関東風は蒸してふっくらさせるが、関西風はいわゆる地焼きであり蒸さない。 個人的には、香ばしさが豊かで…

殿堂入りのお皿たち その27 【アリーカフェのフレンチトースト】

フレンチトーストが美味しいと言われるお店は幾つかある。 こちらのお店はそのような著名店ではない。 しかし、こちらのフレンチトーストは紛れもなく最上級のもののうちの一つである。 特にフレンチトーストを目標に伺ったお店ではなかったが、そのような状…

殿堂入りのお皿たち その26 【くろぎの焼き胡麻豆腐】

怒涛の食材攻撃で攻めてくるくろぎさんのスペシャリテのひとつ。 いかにも食欲をそそる香ばしい焼き豆腐。 この焼き胡麻豆腐は幾つかのお店で供されるが、やはりくろぎさんの焼き胡麻豆腐が最高峰のものの一つ。 わさびも豪快に乗っており、この後の怒涛のお…

殿堂入りのお皿たち その25 【武蔵野文庫の茶房ババロアレモン風味】

インスタが流行っているわけですが、私もビジュアルには弱い。 このババロア、まず見た目にやられてしまう。 そしてババロアでレモンが乗っているというそのオリジナリティーにもやられてしまう。 そして、そのババロアの頂上とレモンとのサイズの一致にもや…

殿堂入りのお皿たち その24 【龍吟の鱧のお椀】

龍吟さん、言わずと知れたミシュラン三つ星の新日本料理屋さん。 全ての料理に妥協はなく、そして、道具や食材を一から焼き直した独創性が光るお皿が並ぶ。 その中でもやはり椀物はより一層の輝きを放っている。 温・冷のお料理の流れの中で、温のお椀はやは…

殿堂入りのお皿たち その23 【和栗専門沙織さんの1mmモンブラン】

世の中に素晴らしいモンブランは数々あれど、今最もホットなモンブランの一つがこちら。1mmの孔から押し出されるモンブランは芸術的としか言いようがない。 使われる栗も国産限定、もしくは、丹波栗を使用したもので妥協がない。 これでもかという巨大さも心…

殿堂入りのお皿たち その22 【K+のパスタ】

こちらのお店はもちろんコースでも凄いお料理の連続なのですが、 やはりその中でもパスタが出色の出来栄え。 現在のシェフはサローネでの経験があり、その流れをくんで複雑なテイストのお皿が多いです。 そんな流れの中、やはりパスタはストレートな美味しさ…

殿堂入りのお皿たち その21 【チーズ喫茶 吾輩は山羊である さんのカスタードプリン】

こちらのお店は店名のように、あらゆる料理でチーズが使われている。 フードの類ももちろん興味深いのであるが、特に目につくのがデザートの一つであるプリン。 レッドチェダーチーズとクリームチーズが使われているカスタードプリンである。 甘さを抑え、チ…

殿堂入りのお皿たち その20 【サン・マローのオムライスのビーフシチューのせ】

オムライスのビーフシチューのせという、名前からして魅惑的な料理。はじめにコンソメスープが出てきますが、このコンソメスープがまず驚きの美味しさ。程なくして、オムライスが登場。形を整えたごはんの上に、オムをまとめて、そこにさらにお店自慢のシチ…

殿堂入りのお皿たち その19 【7カフェさんのババンヌ】

これは個人的な価値観であるが、 私は独創性の感じられるお皿が大好きである。 その独創性は、美味しいものを食べて欲しいと思う、料理人の愛から生まれていると思うからである。 幡ヶ谷の7カフェさんには、独創的なスイーツが存在する。 スイーツは開発さ…

殿堂入りのお皿たち その18 【メゾンドユーロンの杏仁豆腐】

大抵の中華料理屋さんのメニューには、デザートとして杏仁豆腐がある。 中華料理は他の料理に比してデザートが弱い印象があるが、それはさておいて、杏仁豆腐には以外とバリエーションがある。 杏仁には幾つかの種類があり、それぞれ香りが強かったり味が異…

殿堂入りのお皿たち その17 【寛幸さんの雲丹ハンバーグ】

牛肉と雲丹の組み合わせはもはや珍しくはないが、 ちゃんとしたお料理になっているお皿は少ない。 寛幸さんのお皿は、ハンバーグは飛騨牛、雲丹は宮城県産、この組みあわせでインパクト大であるが、このお料理を完成させているのは、玉ねぎのソース。 お皿の…

殿堂入りのお皿たち その16 【乙コーヒーさんのチーズケーキ】

見た目はプリンですが、まごうことなきチーズケーキです。 このようなプリンタイプのチーズケーキはありそうでなかなかありません。 湯島天神からすぐそばですが、店内は落ち着いた雰囲気です。 他にも惹かれるメニューが多くありましたが、そのようなお店の…

殿堂入りのお皿たち その15 【The Burnさんのカリフラワーのステーキ】

私は実はカリフラワーはあまり好きではない、、、 しかし、こちらのカリフラワーのステーキは、牛肉のステーキよりももっと好物である。 どのような火入れをしているのかわからないが、想像を絶する食感と香ばしさである。 かりっとしてそうで、フワフワ感も…

殿堂入りのお皿たち その14 【かわ村の魚】

かわ村さん、イタリアンと和が混在したお店である。 しかし、ここの真骨頂は、魚、にある。 写真は、魚の前菜5種盛り合わせである。 普通では味わえない、魚、調味料を頂くことが出来る。 例えば、鯨の魚醤などが使われていたりする。 カウンターで仕立てて…

殿堂入りのお皿たち その13 【Light Cafeさんの3Dラテ】

ラテアートの進化は著しいが、最近ではついに3Dのラテアートが普及してきている。 銀座にも卓越した3Dラテアートがあるが、名古屋の一見普通のお店で、凄い3Dラテアートが頂ける。このラテアート、作るのに要する時間も半端ない。愛情と根性が無いと作れ…

殿堂入りのお皿たち その12 【銀座しのはら】

今現在、食べログ全国4位のお店。 こちらのお店は、あえて、お店の雰囲気を、殿堂入りとして選びたい。 日本料理の料理人は、独特の雰囲気を持つことが多いが、 滋賀県から移ってきた、こちらの大将は逆方向に独特の雰囲気を持っている。 最近はカウンター…

殿堂入りのお皿たち その11 【エールのワイングラスの中にお花の咲いた、スペシャリテAir】

このお皿は、まず、見た目に華々しいが、 海老,貝、イクラ、ズワイガニ等がグラスの中に混在したバランスの取れた前菜。 まるで、グラスの中にお花が咲いたかのような容姿には誰もが目を見張るであろう。 そして、食べてまた目を見張るであろう。 ただし、食…

殿堂入りのお皿たち その10 【初音鮨】

こちらのお店は賛否両論かも知れない。 見かけ上、即興での仕事をしたネタを握るなど、通常の江戸の鮨とは明らかに異なる点が多い。 例えば、ヅケは身を加温し、目の前で短時間で仕事をする。 一見大将は神経が太いように見受けられるが、その仕事振りは細心…

殿堂入りのお皿たち その9 【日本橋蛎殻町 すぎた】

日本の誇る食文化、鮨。 その最高峰の一角に挙げられる、日本橋蛎殻町 すぎた。 先週の情熱大陸でも放送された通りの大将の人間味がそのまま現れたお鮨を頂ける。 どの握りも寸分の隙もない満足感の高い握りである。ネタは大きめだが、寸分も粗さを感じさせ…

殿堂入りのお皿たち その8 【馬子禄 牛肉面の蘭州拉麺】

蘭州拉麺といえば中国では安価でそこそこの味というイメージだが、こちらの蘭州拉麺は異次元である。麺9種類程度を店頭でその場で仕立てる。麺だけではなく、スープ、牛肉も、極めて鮮烈、極上の味付けである。 東京には3000軒を越すラーメン屋が存在するが…

殿堂入りのお皿たち その7 【ボニュのオマール海老のビスク】

世の中には驚きのお店が多々あるが、その中でもこちらのお店は最上位のお店の一つであろう。こちらのお店では、美味しさと言うものよりも、哲学を前面に押し出してくる。そのキーワードの一つが抽出である。 目の前で見たオマール海老が数分後にはビスクにな…

殿堂入りのお皿たち その6 【辣上帝の酸辣粉(サンラーフン)】

世の中に多くの麺料理あれど、日本でちゃんとした酸辣粉を頂けるお店は殆どない。 しかし、こちらのお店では、極太の春雨麺、極上の酸辣粉を頂ける。 店主は何度も中国に足を運びこの麺を輸入しようとしたらしいが困難だったようだ。 それを国内で生産できる…