殿堂入りのお皿たち

世の中にあまた煌めく珠玉のお皿たちの記録

殿堂入りのお皿たち その88【かつ元 の とんかつ】

かつ元さんは調布という立地もあってか、とんかつ界でも殆ど無名のお店かと思われます。とんかつ界では、なりくら、ポン多、丸五、あげづきさんあたりの名前が挙がることでしょう。私は、胡麻油が香るジャンクなとんかつが好きなので、その点から言うと、こ…

殿堂入りのお皿たち その87【アヂト の フルーツサンド】

駒澤大学の駅から離れた地に、まさにアジトのようなお店アヂトさんがある。 建物も興味深く、メニューも興味深い。 しかし、興味深いだけでなく、そこには奥深さもあり訪問する価値がある。 多くの素晴らしいメニューがあるが、ここは、映えを優先し、いちご…

殿堂入りのお皿たち その86【コンヴィーヴィオ の カチョエペペ】

世の中に珠玉のパスタはあまたあるが、こちらのカチョエペペは間違いなくそのうちの一つに入る。 カチョエペペは単純なパスタ故に、パスタそのものの出来が正面に現れる。 こちらのカチョエペペには変遷があり、少し幅広から、かなり幅広に移ってきているよ…

殿堂入りのお皿たち その85【豪龍久保 の のどぐろ】

近年、のどぐろが一気に人気の魚になったわけですが、 のどぐろの焼き物の中でも最上位のものがこちら。 抜群の火入れと皮目の美味しいさはこれ以上のものは無いと思わせる凄さがあります。 見た目も美しいですね! 豪龍久保 tabelog.com

殿堂入りのお皿たち その84【新喜楽 の ひとり鴨鍋】

今回は東京者による関西への羨望による加点が入っているかも知れません。 梅田の繁華街のど真ん中にそのお店はあります。 様々な料理が揃う居酒屋に近い雰囲気のお店ですが、独特なアットホーム感があります。駅のそばのお店にありがちな、ぞんざい感があり…

殿堂入りのお皿たち その83【ハティフナット 吉祥寺のおうち】

今回は番外編に近い内容です。 食べ物とは、その背景にあるストーリー、雰囲気とは切っても切り離せません。 こちらのお店は、お店の佇まいそのものが殿堂入りのお店です。 こちらのお店に伺ったならば、二階の手動式エレベータのそばに座ることをお薦めしま…

殿堂入りのお皿たち その82【青空 の お鮨たち】

2019年は、まさにお鮨やさんブームに火がついた年となったわけですが、もちろんそれ以前より多くの名店がひしめいていました。 鮨の中心地である銀座において、一際明るい煌めきを放つお店、青空さん。 握りの凜とした端正な佇まいでは最上位ではないでしょ…

殿堂入りのお皿たち その81【レフェルヴェソンス の ノンアルコールペアリング】

近年、秀逸なノンアルコールのペアリングを提供してくれるお店が増えてきています。 お酒と料理のマリアージュを楽しむのもありですが、純粋に料理を味わうのであれば、お酒が邪魔になるケースもあり得ます。もちろん、体質的にお酒が苦手な人もいます。 一…

殿堂入りのお皿たち その80【ラ・セゾン の カレーパン】

カレーパンは、日本人の国民性が産んだ偉大な発明品なわけですが、 森下のカトレアさんが元祖であると言われています。 下北沢のアンゼリカさんも有名ですが、閉店してしまい残念な限りです。 一方、私がこよなく愛しているのは、ラ・セゾンさんのカレーパン…

殿堂入りのお皿たち その79【小松弥助 の 弥次喜多】

東のすきやばし次郎、西の小松弥助とよばれることもある伝説のお店です。 一手握りの妙に目が行きがちですが、こちらのお店で逃してはならない一品があります。 お持ち帰りの弥次喜多。 豪華な具材が詰め込まれたおにぎりのようなものなのですが、その渾然一…

殿堂入りのお皿たち その78【パフェテリア ベルさん の パフェ】

シメパフェに火をつけたお店でしょうか。 シメパフェと聞くと、たいしたことはないのかと思いきや、実際に頂いてみると情熱のこもった素晴らしいパフェだとすぐにわかります。 全てのパフェに手抜きはないのですが、象徴的なパフェはこちらの写真のパフェだ…

殿堂入りのお皿たち その77【龍朋の チャーハンと生姜ラーメン】

チャーハンの好みはいろいろとありますが、チャーハンと言えば多くの人がこちらのお店を挙げるでしょう。 チャーハンも美味しいのですが、こちらに来るとついつい生姜ラーメンも食べてしまうのがたまにきず。生姜ラーメンも病みつきになる美味しさなのです。…

殿堂入りのお皿たち その76【龍吟の ふぐ】

龍吟さんと言えば、言わずと知れた世界的な名店ですが、 冬場の時期にはまれにふぐのコースが出てくることがあります。 通常のお料理も凄いのですが、このふぐが凄いのです。 日本料理の名店でありながら、豪快なふぐの唐揚げなども出てきます。 ふぐ専門店…

殿堂入りのお皿たち その75【レストケイヤマウチの 鳥】

レストケイヤマウチ、シェフの創意工夫が満ちあふれているお店であるが、 単純に楽しんでいると、思わぬ落とし穴にはまる。 こちらのお皿は、ブラックジョークと言ってしまえば単純であるが、 生きとし生けるものを食べることの意味を考えるべきとのシェフの…

殿堂入りのお皿たち その74【珈琲館(岡本)の チーズケーキ】

岡本の天上川沿いにある老舗の喫茶店。 とても味があるお店というだけでなく、ドリンクもケーキ類も工夫が凝らされている。 珈琲館 特にチーズケーキは絶品であり、季節によっては、その季節独特の風味のチーズケーキも提供してくれる。チーズケーキは数あれ…

殿堂入りのお皿たち その73【アポロの サガナキチーズ】

サガナキチーズとは、ギリシャのチーズを焼いた料理である。 特に、アポロのサガナキチーズは、ハチミツとレモン果汁をかけて仕上げられるという禁断の食べ物。 その禁断さから好みは分かれるかも知れないが、はまったときの美味しさは半端がない。 注意点と…

殿堂入りのお皿たち その72【もも瀬の 穴子ばら揚げ丼】

穴子丼は数々あれど、こちらの穴子丼は異色、かつ、すこぶる美味である。 見た目からしても異色な穴子丼であるが、その実、穴子の風味、天ぷらの満足感、お皿全体でのバランス感、それらが緻密に計算され尽くしたお皿である。 大葉と白胡麻と刻み海苔などが…

殿堂入りのお皿たち その71【Le Selの オーガニックラーメン】

東京の有名フレンチ店が、京都に意欲的なラーメン店を作り上げた。 有機野菜を香ばしく焼いて、有機野菜の出汁と一緒に煮詰めて作られた野菜ポタージュスープのラーメン。 決して上品すぎることなく、バランスの良いお皿に仕上がっており、食後の満足感もあ…

殿堂入りのお皿たち その70【オーベルジュ・ド・リル ナゴヤの いろいろな部位を使った三河ハーブ豚の一皿<スタイルシュークルート>】

日本には本当に世界中の名だたるお店が多くある。 日本の経済力は衰えて久しいが、日本の料理界における求心力は健在である。 オーベルジュ・ド・リルは、50年以上にもわたり、フランス本国のミシュラン三ツ星に輝き続けるアルザスの名店である。 そちらのス…

殿堂入りのお皿たち その69【エスキスの 哲学のある烏賊】

ESqUISSEとは素描という意味。 色々な意味をお皿の上に切り出します。 烏賊のお皿は一瞬、どきっとするものがある。 イカ墨のデザインは単なる素描風とも感じられるが、そこには、獲られそうになったイカが逃げながら最後の墨を吐く生命の証がイメージされて…

2019イタリアン 星評価

イタリアンはミシュランでなかなか評価されないように感じます。明らかに星を取るべきお店が星を取れていない。もっとイタリアンに陽を当てるべきと思います。 以下に、個人的な日本料理の星による格付けを記しておきます。訪問できてないお店もあるのが残念…

殿堂入りのお皿たち その68【トゥールダルジャン東京の鴨と根セロリと白トリュフのスープ】

今時にしては貴重な格式を保ち続けているフレンチ、トゥールダルジャン。 パリ本店は、400年以上の歴史を重ねている歴史あるお店です。 ビールを置いていないところに想いが感じられます。 こちらのスペシャリテは何と言っても、ビュルゴー家の鴨なのですが…

殿堂入りのお皿たち その67 【なかごの 濁りのない豚骨ラーメン】

豚骨スープはとても美味しいのであるが、最近、豚系のラーメンで新ジャンルと呼びうるラーメンが登場した。 そのラーメンは、豚ベースでありながら、濁りのない豚骨スープを用いている。 豚骨とはまた違った純度の高い旨味を感じられるラーメンである。 私は…

2019Instagramベストナイン

2019年のInstagramベストナインを作ってみました。 ベストナインは、こちらで作れます。 2019年あなたのInstagramベスト9を作成しよう | 2019 Bestnine ほとんど全てスイーツでした タピよりパンケーキが強し❗️ その中で、柴崎亭の美しいラーメンが入ってい…

2019ラーメン 星評価

ラーメンは激烈な競争のある食べ物であり、それゆえに今年も多くの新規性のあるラーメン屋さんが登場しました。ラーメン店は、お店の数が多く全てのお店を食べきることはできないが、個人的な星評価を下記に記します。 三つ星 ☆☆☆ソラノイロ SORANOIRO 本店 …

殿堂入りのお皿たち その66 【甘寛の わらび餅】

日本広しと言えども、本物のわらび餅を頂けるお店は、それほど多くない。 やはり、わらび餅のお店は京都に多く、宝泉さん、祇園徳屋さん、俵屋さんなどの名店が揃う。 祇園徳屋さんの流れを組むお店が東京にあるのはうれしい限りである。 下北沢に本物のわら…

2019日本料理(新日本料理、鮨を含む) 星評価

2019年は、日本料理のひとつであるお鮨が大躍進した年だと思います。 予約の困難さ、価格の高騰が著しく、身近になったのかならなかったのか微妙な状況です。お鮨のそのような状況を横目に、日本料理のカテゴリーは大きな変動がなかったのではないでしょうか…

2019フレンチ(スペイン系含む) 星評価

2019年は食べ物界では、結構大きな動きがあったように思います。 人気店の予約困難化が著しく進行しました。世の中の二極化の反映でしょう。 予約にお金が掛かるOMAKASEサイトの躍進、会員制のお店の急増などが具体的な例です。SNSなどを通じた予約も普通に…

殿堂入りのお皿たち その65 【とかみのお鮨たち】

ミシュランの星付き上位店のお鮨は、必ずしも王道の鮨ではなく、実はネタとシャリのバランス感がおかしなお店も多い。ミシュランは比較的、革新的なお店を好む傾向がある。 こちら、とかみさんのお鮨はバランス的に美しい。 赤酢を好む、好まない、などの好…

殿堂入りのお皿たち その64 【スリオラのズッキーニのお皿】

スペインの海辺を感じさせる名店のスペシャリテであるが、 ズッキーニベースのパスタをズッキーニで包んで燻製のキャビアをかけて仕上げた一品。 こちらのお店のお皿は全てスペシャリテと呼ぶに相応しいものです。 私はスペイン料理が大好きですが、その中で…