コロナウイルスの見通し26 スピード感・・・
以下の記事が読売新聞に出てきたのは、4/24である。
「抗体検査、5月1日に結果公表へ…東京・東北地方で各500人分」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200424-OYT1T50126/
政府は、日本赤十字社の協力を得て、献血の血液を利用した新型コロナウイルスの抗体検査に乗り出しており、5月1日に調査結果を公表することを軸に調整している。
読売新聞といえば、もっとも政府寄りの新聞の一つであり、ガセネタとは思われない。
PCR検査の増強については賛否があるかも知れないが、私は基礎データとして、抗体検査結果は重要だと考える。
感染者数のシミュレーションをする時にも、抗体検査陽性者が当面はコロナに罹らないと仮定した計算をすべきである。
しかし、いまだに、上記の抗体検査の結果を見つけることが出来ない。
抗体検査は、採血後に十五分で判定できるものであり、なぜ、抗体検査の結果がいまだに出てこないのか不明であり、いかにもスピード感に欠ける。
おそらく、抗体検査キットの精度を検証したりしているものと推測するが、そのようなことは検査前からわかっているし、全ての検査に精度の問題は付いて回る。
代替の結果として、以下のものがあるが、評価数も少なく、検査対象が標準的かどうか疑問が残る。ひょっとすると、抗体保持率は、~5%以下であるかも知れない。
<新型コロナ>抗体検査5.9%陽性 市中感染の可能性 都内の希望者200人調査
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020043002000139.html