一つの料理の中に、「対比」を置くことは、その料理の奥深さを深めるための重要な手段です。
このリンゴのスフレは、驚きの対比を含んでいます。
まずアツアツのスフレが運ばれてきますが、真ん中に穴を開けておくよう指示されます。すると、液体窒素で固めたと思われるグラニテ状のものが投入されます。
スフレもアツアツですがグラニテもマイナス196度ですから、その対比はものすごく両極端です。
スフレはアツアツで頂くものという思い込みのあるデザートですが、このようなお料理を考えついたパティシエさんに敬服です。
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