コロナウイルスの見通し12 これからウイルスが減少していく要因 太陽光
コロナウイルスの不活性化には、
エンベロープを分解したり、蛋白質、RNAを変成させれば良い。
そのためには、エンベロープを溶かすエタノールや、酸化力であらゆるものを変性させる次亜塩素酸などが用いられている。
(個人的には、次亜塩素酸は強力すぎて恐ろしい)
分子を変性させたり分解するには、その他に紫外線がある。
医療器具などは、紫外線殺菌されていたりするが、そのようなものである。
コロナウイルスにおいても、太陽光が強力に作用することが報告された。
「実験は国立生物兵器分析対策センター(NBACC)で実施。ブライアン氏が示した実験結果をまとめたスライドによると、ウイルス量の半減期は、気温21~24度、湿度20%の無孔質の表面で18時間だった。無孔質の表面には、ドアノブやステンレス製品の表面などが含まれる。
しかし、湿度が80%に上昇すると、半減期は6時間に減少し、これに太陽光が加わると、わずか2分にまで減少した。
また、新型ウイルスが空気中に漂うエーロゾルの状態になった場合の半減期は、温度21~24度、湿度20%で1時間だった。これに太陽光が加わると、1分半にまで減少した。
ブライアン氏は、夏のような状況は「感染を減らすことができる環境を生み出すだろう」と結論付けた。しかし、感染が減少しても新型ウイルスが根絶されたわけではなく、ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)を求めるガイドラインを全面的に廃止することはできないと警告した。」
https://www.afpbb.com/articles/-/3280112
やはり、夏に向けて、ウイルスが減少するであろうことが示された形である。