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コロナウイルスの見通し11 NY市での抗体検査の結果 抗体がある人の比率が21.2%

日経新聞より

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58434040U0A420C2000000/

 

「23日に会見した同州のクオモ知事によると、州内40カ所で無作為抽出した3000人を対象に実施した新型コロナの抗体検査の結果、13.9%が抗体を持っていることがわかった。感染者が多いニューヨーク市では抗体がある人の比率が21.2%と2割を超えた。

州人口をもとに単純試算すると、これまでに約270万人が新型コロナに感染した計算になる。この場合、死亡率は推定0.5%と低くなる。ただ、州の死亡者集計(約1万5500人)には自宅で亡くなった人などは含められておらず、実際の割合はより高い可能性がある。

今回の抗体検査はスーパーの買い物客など外出している18歳以上の住民が対象となった。ニューヨーク市や同市近郊では軒並み抗体を持つ人の比率が1割を超えた一方で、州の他の地域は4%以下だった。」

 

この2割という数字は、今まで出てきた数字の中でも大きな数字です。

集団免疫が機能するのは、抗体がある人の比率が6割を越えたときと考えられており、2割というのは微妙な数字です。

ただ、抗体がある人の比率が21.2%ということは、罹患者数増加が鈍ってくるのは当たり前と言え、まだかかっていない人にとっては、ロックダウンの解除は危険です。