コロナウイルスの見通し15 コロナウイルスへの備え方2
コロナウイルスへの備えとしては、これまでわかって来たところから、判断すると、やはり、コロナに感染しても発症しないようにすること、である。
まずは、データから確認しよう。(https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/)
最近の傾向としては、PCR検査件数が鈍いながらも増加しているのに、感染者数は明らかな減少傾向を示しており、感染が頭打ちになってきていることがうかがわれる。これはかなりおおざっぱであるが、もし東京の抗体保持率が5%だとするならば(5/1に数字が出てくる予定だそうである、過去記事にあるが、ニューヨーク市では20%程度であった)、感染者は実際には70万人(1400万人 x 0.05)ほどいる可能性がある。
実際、バスなどで、陽性者から6列以上離れている人にも感染しており、このウイルスの感染力は思いの外強く、完全に籠もらない限りは、感染する可能性は排除できない状況にある。
そうであるならば、感染しても発症しないことが大切である。しかし、今のところ、どういう場合に発症するかは殆ど明らかになっていない。唯一、喫煙はかなりの重症化リスクであることはわかっている(https://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/koronatotabako.pdf)。
以下は、同日の、重症化者数と死亡者数であるが、数百人オーダーであり、感染者数と比較すると、重症化率は、1%を下回ると考えられ、過度に恐れるほどではないと推測される。
とは言っても、出来るだけ、重症化率を下げることが、自分のためにも医療崩壊を防ぐためにも有効である。
重症化率を下げる方法は未だ謎であるが、一般的に言えることは、精神的に、肉体的に、平常な状態を保つことが重要である。
そのためには、精神の安寧や睡眠とともに、食べ物が大事であろう。
はちみつなどにおいては、薬理的に効果がある化合物が含まれていることが報告されている(https://chemrxiv.org/articles/IN_Silico_Approach_of_Some_Selected_Honey_Constituents_as_SARS-CoV-2_Main_Protease_COVID-19_Inhibitors/12115359/1)。
免疫力に強い相関があると思われている腸内環境であるが、こちらに対しては発酵食品や、緑茶やコーヒーに含まれるカフェインが効果を及ぼすことが学会発表されている(https://gi.org/media/press-info-scientific-meeting/featured-science/p1916-caffeine-consumption-and-the-colonic-mucosa-associated-gut-microbiota/)。
食べ物については個人差が大きいと思われるので、自分の好きなものを
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以下は、昨日記事の追記
昨日、記載したパルスオキシメーター、あっという間に在庫が底をついている。
脳天気に見える人も多い中、情報を収集し、自衛を進めている人もとても多いようである。
動脈血酸素飽和度(SpO2)は、に 96~99%が標準値とされ、90%以下の場合は十分な酸素を全身の臓器に送れなくなった状態(呼吸不全)になっている可能性があるとされている。
以下の資料は少し古いものであるが、コロナのPCR検査を行う目安は、SpO2<93%が目安とされていたようである。