コロナウイルスの見通し2 いつ、終息するのか?
※本記事は、個人で書いたものであり、間違いを含んでいる可能性があります。必ずしも、全てが正しいと は限らないことをご了承下さい。
非常事態宣言が出ているか、それがいつ頃、解除されるのか?
人は希望があれば生きていける。
今はつらくとも、いつ、コロナ禍が終息するのかの目処がつけば頑張れる。
今は、その目処がつかないから、とてもつらい状況である。
見通しをつけるには、参考にするべきデータはたくさんある。
ひとつには、北大の教授が発表しているような、シミュレーションであるが、
この方法は、仮定する数値によって結果があまりにも大きく変わるという欠点がある。
そのような方法よりも、外国の感染者の推移を参考とする方が合理的だと思われる。
(もちろん、その統計が正しくないという危険性はある)
比較的、すでに頭打ち傾向が見えている国の罹患者数推移がこちら。
おおよそ、30日程度で頭打ちをしている傾向がみえる。
それも比較的綺麗なシグモイダル曲線を示しており、終局の予測が出来る。
このような曲線は、統計的に正しく集計され、かつ、第2波の感染がない場合に見られるものであろう。
ひるがえって、日本の罹患者数推移を含めたものがこちら。
日本が異なる曲線を描いていることがわかる。
これは、PCR検査の数が十分ではなく、日本では統計的に正しい罹患者数を表していないことを意味しているであろう。もしくは、第2波が入って来ている可能性もあるが、死亡率が上がっていないように見えることから、おそらくこの可能性は排除できよう。
日本の昨今のデータでは、陽性率が大きく上がっていることが報道されている。
このグラフの縦軸を陽性率で示した方が有意義な考察が出来るかも知れない。
(おおよその)終息の時期であるが、日本にもシグモイダル曲線的な関数が今後は成り立つすれば、
まだ最低20日くらいはかかると思われる。
また、今後は、PCR検査件数を増やす方針であるらしいので、残念ながら、少なくとも、速やかな罹患者数の頭打ちは望めないと思われる。
しかし、ここに示した国々では、20-30日で頭打ち傾向が見えているのは、希望の光である。日本でも、適切な感染防止で、20-30日後には、頭打ち傾向が見えてきていることを祈る。